4-2.使えるようになった気になりやすい


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使い初めの成功体験が一つ目の勘違いの元です

研修で練習している時には、うまく使えるのは当然です。
効果が出やすい環境を整えた中で、熟練の講師から言われた通りに行うからです。
一人で使い始めた時に、うまくいくこともあります。
いわゆるビギナーズラックです。
たまたま条件が合い、ハマっただけです。

成長曲線で急にレベルアップを実感した時が二つ目の勘違いの元です

成長を感じられない中、経験を積んでいくと、ある時一気にレベルアップします。
今までにない効果や成果が生まれます。
当然うれしいものです。
そして自信が生まれます。

成長の実感が慢心を生みます

スキルアップを目指す中で、成功体験や成長実感は大切です。
そのスキルの効果を実感し、使い続ける意欲が高まります。
そのまま継続して努力すると良いのですが、そうならないこともあります。
慢心とまでは言わなくても、出来るようになったと安心してしまい、学び続けることを止めてしまうことがあります。
スキルは奥深いもので、これで完璧ということはありません
磨けば磨くほどレベルアップ出来ます。
レベルアップを目指すならば、さらに経験を積みながら学ぶことが必要です。
そして、到達したレベルを維持するにも、使い続けることが必要です。
スキルは使わないでいると、さびついていきます。
さびつくと、分かっているけど出来ない状態になってしまいます。
この安心とも慢心とも言える気持ちが、学び続ける気持ちを弱める要因になります。
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長尾 洋介

自ら現場に入って現場力強化を支援しています。 支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。 支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。