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スキルを身に付けている人を見ていると簡単そうに見えます
スキルを使えている人を見ていると、いとも簡単に使っているように見えるものです。
ほぼ無意識に必要な情報を入手し、臨機応変に使っているからです。
ある程度乗り慣れた人の車の運転と同じです。
一つひとつの操作を特に意識することなく、スムーズに車を走らせています。
人から見ると簡単そうに見えますが、教習所に通い始めた頃は、誰でも運転するのは大変です。
それと同じで、使いこなすのは簡単ではありません。
知識や理論を学んでいると簡単に出来そうに思えます
基礎知識や応用知識を勉強している時には、難しく感じないものです。
それでも実際にやってみると、簡単ではないことに気付きます。
このことは、ほとんどのスキルや知識に共通することです。
知っていると出来るとの間には大きな壁があるのです。
簡単そうで簡単ではないと諦めたくなります
簡単そうだと思って始めたことが、実際にしてみると難しいことに気付いたら、どうでしょうか?
こんなはずはないと焦りも感じます。
上手く使えないと、当然成果も出ません。
努力して勉強して、勇気をもって実践で使っても効果がなければへこみます。
簡単だと思っていたことだけに、自信を失うかもしれません。
そして、諦めたくなるのです。
成長を感じることなく経験を積み続けることが、スキルアップには必要です。
ここで諦めるのか、それとも前向きに経験を積み重ねるのかが、スキルアップ出来るかどうかの分かれ道なのです。
スキルを身に付けるのは簡単ではなく、苦労することも多いことを自ら言い聞かせておくことも大切なことです。
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長尾 洋介
代表 : オフィス・ビブラビ
自ら現場に入って現場力強化を支援しています。
支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。
支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。
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