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スキル習得の原則を受け入れましょう
最近は、短い時間でスキルが習得出来ると謳っているノウハウやメソッドが多く出ています。
ただしどの方法も、私の経験からすると、実践で成果が出せるレベルになるには不十分です。
もちRん、より効率良く吸収するには、自分に合った方法を選ぶことが効果的です。
しかしスキルを身に付け、レベルアップするには学びの原則に逆らうことは出来ません。
学びの法則1:成長曲線
スキルなどを学ぶ場合、かけた時間と成長をグラフにすると、一直線に比例することはありません。
最初のうちは、時間をかけてもほとんど成長しましせん。
ところが、ある一定の時間を超えると、一気に成長します。
そして、また横ばい状態が続き、一定の時間を超えると、一気に成長します。
つまり階段のような曲線を描くのです。
これを成長曲線(ラーニング・カーブ)と呼びます。
何かを身に付けようとする時、努力しても進歩が感じられない期間が続くのが当たり前なのです。
その時期に諦めず努力を続けることで、一段高いレベルのスキルを身に付けることが出来るのです。
学びの法則2:70対20対10の法則
実践的なレベルのスキルを身に付けた人を対象に、何から学んだことが価値があったかを調査した研究結果があります。
その結果は以下の通りでした。
10%・・・座学や研修
20%・・・人からの助言や身に付けている人の観察
70%・・・経験
教われば知ることは出来ますが、使えるようになるには経験を積む以外に道はないのです。
スキルを身に付けるために必要な学ぶ姿勢を整えましょう
スキルを身に付けるために必要なのは、前向きに経験を積み続ける姿勢です。
成長曲線が正しいならば、成長の実感がなくても努力を続けなくてはなりません。
70対20対10の法則が正しいならば、多くの経験を積まなくてはなりません。
この二つが正しいならば、成長も感じられず、結果も良くならない中で、経験を積み続けなくてはならないことになります。
これは、簡単なことではありません。
そこで必要なものが、途中で諦めず、継続的に努力する覚悟です。
そしてその覚悟を支えるのは、身に付けたスキル使うことで達成できる目標への強い思いです。
目標への思いが強ければ、成長が実感出来ない中で継続的に経験を積む苦しい時期を乗り越えることが出来ます。
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長尾 洋介
代表 : オフィス・ビブラビ
自ら現場に入って現場力強化を支援しています。
支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。
支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。
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