スキルを磨く目的は、成果を出すことにあります。
スキルは成果をより効果的に、あるいは効率的に出すためにあるのです。
現実には、成果に影響を与える要因は数多くあります。
スキルを使いこなすには、スキル自体を磨くこと、使えるバリエーションを増やすこと、どのバリエーションを使うかを判断することなどの応用力が必要です。
これらのレベルを保つだけでなく、上げるには地道な取り組みを続ける必要があります。
これは決して簡単ではありません。
そこで役に立つのが同志の存在です。
同じ成果を目指している同志も役に立ちます。
同じスキルを使って成果を出すことに頑張っている同志も役に立ちます。
もちろん同じ成果を同じスキルを使って出そうとしている同志は、より役に立ちます。
同志を持つ効用には2つあります。
1つ目は、刺激を与え合えることです。
同志が成果を上げれば、自分も頑張ろうと思えます。
本当のライバルの存在と似ているかもしれません。
敵対するのではなく、刺激を与え合う存在です。
プレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、それもスキルアップに取り組む力として利用するのです。
2つ目は、学び合うことです。
スキルを習得したり、活用する時に考えたこと、工夫したこと、その結果をシェアすることが効果があります。
自分自身の振り返りにもなります。
同志の経験を参考にすることが出来ます。
現場で成果を上げるために重要なのは経験の積み重ねと、経験から学ぶことです。
同志の経験もスキルアップに活用出来ます。
ただし良い同志には条件があります。
上下を持ち込む人は相応しくありません。
今、良い成果が出ている人が偉いわけでもありません。
成果が出ていることで、成果が出ていない人を見下す人は同志とは言えません。
また、思うような成果が出ていないとしても、成果が出ている人に対して卑屈になってしまうのも問題があります。
相手から同志とは見てもらえないでしょう。
スキルの向上に終わりはありません。
そして、継続して取り組み続けるのは簡単ではありません。
常に学び続け、今よりもスキルアップし、成果を上げ続けるという共通のゴールを目指し、そのためにお互いに協力し合う仲間が同志です。
そんな同志の存在は役に立つのです。
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長尾 洋介
代表 : オフィス・ビブラビ
自ら現場に入って現場力強化を支援しています。
支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。
支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。
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