オリンピックを観て感じるスキルアップの厳しい現実


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冬季オリンピックが開催されました。

オリンピックに出場する選手は世界のトップレベル、少なくとも国のトップレベルの選手ばかりです。

競技と共に、出場選手のエピソードやドキュメンタリー番組も多く放送されていました。
競技やドキュメンタリーを観ていて、スポーツを極めることと、スキルを極めることと似ている部分が多いと感じました。

日本の選手の取り組み姿勢は、そのストイックさ、真摯さでは、海外の中でもトップクラスです。

練習日数、練習時間、練習の質もトップクラスです。

日本のレベルが低い競技の選手の一部は、レベルの高い国で武者修行しています。

世界のトップレベルを身近に感じる環境に身を置き、世界のトップレベルの練習を採り入れています。

それでも、日本人で世界のトップに立てる人は、ごくわずかです。

そこには、日本人の人種が持つ能力が影響しているものも少なくありません。
そして、同じ日本人でも個人によって差があります。

しかし、先天的な違いは、違いでしかなく、優劣ではありません。

以前、日本人がメダルを取ったことがなくても、日本人の持っているものを生かすことによって、レベルが上がり、メダルを取れるようになった競技もあります。

練習だけではなく、創意工夫も努力の対象です。

それでも限界はあります。

トップレベルに到達できない可能性はあります。
残念ながら、それも現実です。

しかし、努力によって、レベルアップすることは出来ます。

特にビジネスで求められるスキルのレベルや能力は、努力次第で身に付けることが出来ます。
創意工夫によって自分の特徴を生かせば、ユニークな存在になることも可能です。

努力すれば何でも出来るようになるわけではありません。

誰でもトップレベルに到達出来るわけでもありません。

しかし、その限界は、努力を積み重ねた上でしか分からないのです。

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長尾 洋介

自ら現場に入って現場力強化を支援しています。 支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。 支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。