何が得意?


オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

このブログが今年最後の投稿になります。今年のスキルアップの取り組み結果はどうでしたか?そして来年はどうしますか?

スキルは1日にしてならず。1日どころか1年でも不十分かもしれません。知識も同じですが、スキルも奥深いものです。

ことに、自分の役割や担当業務に必要なスキルを身に付けるように取り組んだ人も多いでしょう。

スキルアップの結果はどうでしたか?

スキルアップで仕事の成果は上がりましたか?

何度も書きますが、スキルは道具でしかなく、仕事上の成果のためにあります。もし、仕事の結果に変化がなければ、何か見直さなくてはなりません。スキルを身に付けるのにも、スキルアップに取り組むのにも時間と労力、場合によってはお金もかけるのですから。

スキルには2種類あります。一つ目は、仕事をする上で最低限必要なものです。これが全く出来ないと仕事人として問題です。仕事を任せられない人と判断されます。人並み以下であっても、できれば仕事を任せたくないと思われます。少なくとも重要な仕事は任せられないでしょう。最低限必要なスキルは最低限、人並みに身に付ける必要があります。

もう一種類のスキルは、他の人と差別化できるものです。当然レベルは人並み以上でなくてはなりません。そして、そのスキルが特定の立場や業務を行う上で成果に影響を与えるものであれば更に価値があります。

ここで注意しなくてはならないことがあります。スキルのレベルは他人が評価するということです。自分が得意だと思っているかどうかは関係ありません。自分が優れていると思って欲しいと思っている通りになるとは限りません。目指す立場や就きたい業務のために必要なスキルがあり、身に付ける努力をしていれば、尚更評価して欲しいものです。それでも、自分の思いや努力と評価が一致するとは限りません。

これは残酷なことです。しかし現実です。最低限必要なスキルは、取り組めば誰でも身に付けられます。しかし、差別化できるほど優れたレベルに到達できるかどうかは、資質も影響します。

もちろん、差別化になるスキルは仕事人には武器になります。そして差別化に使えるスキルは何種類もあります。一定期間、真剣に取り組んでも人並みか、人並みよりも少し高いレベルにまでしか到達できなければ、他のスキルに取り組む方が良いかもしれません。

もちろん、人並みあるいはそれ以上のレベルのスキルは十分に評価に値するので努力は無駄ではありません。どのような立場や業務にも必要なスキルは複数あります。そして立場や担当にふさわしいかどうかは総合的に判断されます。どんなスキルであってもレベルを上げることは無駄ではなく、むしろ価値があることです。

今年も終わろうとしています。このタイミングで自分のスキルの棚卸しをしてはいかがでしょうか?

あなたは最低限必要なスキルがあると評価されていますか?

特に秀でていると評価されているスキルや能力は何ですか?

そして来年は、何のスキルの習得、あるいはレベルアップに取り組みますか?

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最新のレポートは、「女性が活躍できる会社にする」(2023年11月発行)です。

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長尾 洋介

自ら現場に入って現場力強化を支援しています。 支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。 支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。

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