オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
AIが当たり前に使われる時代です。そのためにどんなスキルが必要なのでしょうか？
AIには大きな可能性があります。一方では、よく言われているように、人の仕事を奪う脅威となる可能性も秘めています。しかし今後AIが普及し、当たり前のように使われる時代となることは避けられないでしょう。AIの普及が避けられないのであれば、適応するしかありません。
AIは優秀なツールです。まず必要なのはAIを活用するスキルです。AIが何ができ、何が得意なのかを知らなくてはなりません。そしてその得意なことをAIにさせるスキルが必要です。今後、AIができることはどんどん増えるでしょう。そしてそのレベルは上がっていくでしょう。それに合わせて、このAIを活用する力を高めることは、これからの時代に必要なことだと思います。
しかしAIに何をさせるのか、どうやってさせるのかは一般的で当たり前、特に差別化につながるスキルではなくなると思っています。AIの使い方に長けているだけでは、ビジネスマンの能力の視点で見れば、ただ作業をAIに頼っている、厳しい言い方をすれば依存しているだけと言えます。
そこでAIを本当に活用するために必要なのは、何のためにAIを利用するのかを考えること、そしてAIの回答や作業を評価することです。決められた作業、しなくてはならない目の前の作業をさせるだけでは不十分なのです。
まずそのために必要なのは、ビジネスや事業などの方向性など目的やゴールです。AIを使うことはゴールでも目的でもありません。AIは目的を達成するために使うツールでしかないのです。
そしてもう一つ必要なのは、経験の積み重ねによってのみ持つことができる知見や知恵です。これがなければ、AIがしたことを盲信することになります。どれだけ進化してもAIが導き出したものは、一つの仮説でしかありません。ベストプラクティスと言われる理想的なものかもしれません。一見、筋の良い仮説かもしれません。しかし、例えばその会社の環境や条件の中で最適とは限りません。適切かどうかを判断するには相応の知見や知恵が必要なのです。
AIを使うことは当たり前の時代となります。そこで使う人に必要なものを持っていなければどうなるでしょうか？AIに使われる人になる？そんなことはないかもしれませんが、漠然と使っていると、ただAIに依存しているだけの人になってしまう可能性は高いです。
どうすればAIを活用できるのか？
そのために自分に必要なものは何か？
誰もが問う価値のある問いです。
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