前回のブログで、スキルコレクターになってしまう落とし穴について書きました。
今回のブログは、全く逆のことを書きます。
将来目指しているものがあれば、それに必要なスキルがあるはずです。
それらのスキルを身に付けるように取り組むことは大切です。
一方、今担当している仕事に必要なスキルもあるはずです。
そのスキルは、自分の目指すものに必要ではないかもしれません。
そんな時、多くの人は本気で身に付けようとしないようです。
これは非常にもったいないことです。
給料をもらいながら学べて、スキルアップに必要な実践の機会も与えられているのです。
その機会を逃すのは、もったいないことです。
持っているスキルがあれば、それは1つの強みです。
実は目指すものに必要なスキルに加えて、他のスキルを持っていることが、新たな価値を生むことがあります。
独自の価値とも言えます。
アップルの創始者、スティーブ・ジョブスの言うように、点と点がつながって線になり、線が組み合わさって面になるのです。
そして、どこに点を打てば良いかはジョブスも分かっていなかったと言っています。
もし、どこに点を打てば良いか分かっているとしたら、誰でも実現出来ることで、普通のことでしかないのです。
これと同じで、どんなスキルを持っていることが価値につながるかは、後になって振り返った時に分かるものです。
秀逸と言われるようになった人で、独自の価値を生み出すために、最初から意図していた人は、ほとんどいません。
今、目の前に身に付ける機会があるスキルがあれば、その機会を活かすことをお勧めします。
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長尾 洋介
代表 : オフィス・ビブラビ
自ら現場に入って現場力強化を支援しています。
支援する中で、ビジネススキルのスキルアップにも関わることが多くあります。
支援の現場で気づいた、成果を出すためのビジネススキルの磨き方について辛口の情報を発信します。
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